泥沼出版不況、売り上げ過去最大の落ち込み 「休刊ラッシュ」で週刊誌は13%減
2015/12/30 18:50
http://www.j-cast.com/2015/12/30254568.html?p=all
出版不況が泥沼化している。
2015年の1年間に国内で出版された書籍と雑誌の売上高が、32年ぶりに1兆6000億円を割り込む可能性が高まっている。
市場規模がピークだった1996年の2兆6563億円の6割を下回る水準だ。
「火花」大ヒットも焼け石に水
書籍や雑誌の売り上げの落ち込みはどうにも止まらない。
出版統計をまとめている出版科学研究所の「出版月報」2015年12月号によると、15年1~11月期の書籍・雑誌の売上高(推定)は、前年同期比5.2%減となった。
11年連続のマイナスで、落ち込みは過去最大の減少といわれた2014年(年間)の
4.5%減を上回った。12月の売上高が前年並みとしても、年間売上高は1兆5000億円台にとどまる可能性が高い。
書籍は、お笑い芸人の又吉直樹さんが書いた芥川賞受賞作「火花」が累計240万部を超える大ヒットで沸いたが、消費増税の影響で読者の購買マインドが冷え込んだ影響が残り、書籍販売の約3割を占める文庫の不振が止まらなかった。
書籍全体で前年同期比1.9%減と、なんとか小幅の落ち込みに踏みとどまったと
いったところだ。
これに対して、雑誌は8.2%減。
月刊誌は6.9%減、週刊誌に至っては13.4%減と、かつてない落ち込みを示した。
雑誌は2011年に、すでに9843億円と1兆円の大台を割り込んでいて、下落に歯止めがかからない。
2015年は「火花ブーム」の陰で、雑誌の「休刊ラッシュ」でもあった。
宝島社は、1974年の創刊以来さまざまなサブカルチャーをけん引してきた総合雑誌「月刊 宝島」と、ストリートファッションブームの火付け役となった女性ファッション誌「CUTiE」を8月に休刊。
女性向けファッション誌では、学研教育出版の「ピチレモン」が12月号(10月31日発売)で休刊した。
「ピチレモン」は10代向けのファッション誌で、専属モデルからは女優の宮崎あおいさんや長沢まさみさん、栗山千明さんらを輩出したことでも知られる。
リクルートホールディングスが発行しているフリーマガジン「R25」も9月24日発行号をもって休刊。
webサイト「webR25」と統合した。
専門誌では、中経出版が発行する「歴史読本」が2015年秋号で59年の歴史に幕を下ろした。
さらに、日本将棋連盟の「週刊将棋」は2016年3月30日号で休刊することになった。
将棋人口の減少がその理由とみられる。
出版科学研究所などは、いずれもインターネットやスマートフォンの普及に伴うソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)やゲームに時間を奪われていることが、出版物の売り上げに影響しているとみている。
たとえば、かつては若い女性の多くが「anan」や「non‐no」などのファッション誌を読んで情報を仕入れ、さまざまなブームやスタイルをつくってきた。
そういった情報の入手先が、若者を中心に雑誌からインターネットに代わった。
以下はソース元で。
引用元: ・【経済】泥沼出版不況、売り上げ過去最大の落ち込み 「休刊ラッシュ」で週刊誌は13%減
週間じゃなくて週刊な
>>3
休刊(廃止)にするのではなくなw その雑誌の名前をそのままにしてスタッフ、編集作業も同じままで。
電子書籍化や配信化するべきなんだわ。
アメリカなどではそうなりつつあるし。
SNS、Amazonなどとの提携も進んでる。
それなりのネームバリュー、ノウハウ持ってる筈の出版社が新しいツールとの融合や配信はやろうとしない。
俺ならヨドバシ辺りと組むよ。
日本では唯一、Amazonに対抗して頑張ろうとしてるし配送も早い。
Amazonとの差別化に苦しんでいる企業でもある。
ヨドバシ、ジャパネットたかた辺りと組んで漫画や雑誌、情報を配信、配達する方に特化したほうが生き残れる可能性はある。
ジャパネットたかたは自社で動画編集、撮影スタジオ、中継車を持っている。
私企業では唯一と言ってもいい。放送局並だ。
いや、情報へのアクセスや、情報の深度、範囲、記事のクオリティ、信ぴょう性、
全てにおいて雑誌記者が上。
ネットか紙かは単に媒体に過ぎない。
重要なのはソフト、コンテンツな。
つまり、雑誌社、出版社は生き残る、さらなる高収益、高収益企業としてな。
ダメなのは、零細書店。印刷屋、再販流通業者な。
出版業界だけじゃなく、これから徐々にあらゆる業界がダメになるとしか考えられないな。
介護とか、多少は伸びる業界もあるんだろうけど。
人口減少なんだから、そりゃあ客の数も少なくなるよ。物が売れなくなったり、利用客が少なくなるのは当たり前。
日本の経済活動はどんどん厳しくなるとしか考えられないよな。
ネット媒体が主流になってきているんだから当たり前じゃん。
間違いなく印刷業なんて10年後は大手以外ほとんど潰れているよ。
Amazonがアメリカでやってるものをそのまま「丸パクリ」すればいいものを。
日本の放送業界、出版業界は利権にしがみついて既得権益を持ってる連中が嫌がらせ繰り返してる。
Amazonのプライム会員になると「無料でダウンロードできますよ」「月に何本まで優待されます」ってシステムが定着してる。
少年ジャンプで「連載を持ちませんか?」ではなく、Amazonで「連載を持ちませんか?」になりつつあるんだよ。
ヨドバシの会員とか、ジャパネットの会員になったら「少年ジャンプがタダで読めます」ってシステムを構築しなければ勝てるわけがない。
休刊になればどうせ首なんだからよ。
危ない雑誌社や週刊誌はノウハウと人脈持って売り込みに行けばいいものを。
取材、編集、作家や漫画家との繋がり、新人発掘や育成のノウハウはヨドバシやジャパネットにはない。
幸いなことに日本はコンテンツは多い。
それを取り込むために編集や取材の経験者を求めてはいるだろう。
テレビ局とか出版社、既得権益を持ってる老人や新聞社主体で進める限りジリ貧。
モタモタしてる間にすべての市場を外資、AmazonやAppleなどに丸ごと持ってかれるよ。
docomoのiPhone騒動みてりゃわかるだろ。
印刷はコストがかかる。
印刷したものは読者のところまで移動しないといけないから流通コストがかかる。
情報が変にネットでも手に入るようになったから、印刷物の情報の価値は相対的に
かかる。
500円の雑誌に500円の情報でなく、200円の情報しか載っていないとなれば、人は買わなくなる。
情報の毀損は60%でも、売上の減少率は100%に近くなる。
ただ、紙媒体が全滅する訳じゃない。
紙に印刷された方が相性の良いものも存在する。
これからは印刷したものを売るんじゃなくて、ユーザーに印刷して欲しいと言われたものを即納するような体制が必要。
これまでの印刷業者の全部が生き残れる訳じゃないが、何%か生き残るのはそういう業態だと思う。
雑誌や書籍はオンラインに移行して、こっちも何割か淘汰されるだろうが別に消滅する訳じゃないと思うよ。
まだ週刊誌とか読んでる人がいるのか。
まあ、日本には電車とかに読み終わった雑誌や漫画とかをさり気なく置いていってくれる人がいるんだよな。
最近はいるのか知らないけど。
「R25」 駅で見ないと思ったら、休刊つか事実上廃止だったのか。
使える金は限られてるから スマホに1万も払ってたら本なんか買えるかい