ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)が環境対応車(エコカー)の開発で包括提携する方向で最終調整に入ったことが分かった。
両社は現在、燃料電池車(FCV)に限って共同開発しているが、対象を次世代エコカーの主流になるとされるプラグインハイブリッド車(PHV)にも広げる。
部品も共同で調達することにより、単独で行うより販売価格を抑えられるとみている。
トヨタ自動車などとのエコカー開発の覇権争いが一段と激しくなりそうだ。
PHVはエンジンとモーターを搭載し、50キロ・メートル程度をモーターだけで走り、電池が切れそうになるとエンジンに切り替わる。
バッテリーは家庭の電源で充電できる。
ハイブリッド車(HV)もエンジンとモーターを併用するものの、モーターを使うのは低速時などに限られ、モーターだけで長距離を走ることを想定していない。
PHVは電気自動車(EV)に比べて走行距離が長く、HVと比べて二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない長所がある。
2017年以降、主要市場の米国で環境規制が厳しくなるため、各社はPHVの開発に力を入れている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160103-00050110-yom-bus_all
引用元: ・【自動車】ホンダ・GM提携拡大へ調整、PHVも共同開発(読売新聞)