12月31日 12時28分
大みそかの31日、全国各地の神社や寺では初詣に訪れる人たちを迎える最後の準備が進められています。
このうち、毎年全国で最も多くの参拝者が訪れるとされる東京の明治神宮では、社殿の前におよそ400畳の広さのさい銭受けが設けられました。
また、社殿に通じる門には、来年のえとの「さる」が描かれた、幅およそ2メートルの2つの大きな絵馬や、長さが3.8メートルほどある魔よけの矢が飾られています。
このほか、縁起物を授ける場所では、はかま姿のみこたちが「さる」の親子をかたどった鈴やお守りなどを並べ、参拝する人たちを迎える最後の準備を進めていました。
ことしの正月3が日にはおよそ314万人が参拝した明治神宮では、来年も300万人を超える人出を見込んでいて、日付が変わる元日の午前0時から午前2時ごろまでが最も混雑する見通しだということです。
明治神宮広報調査課の福徳美樹さんは、「正月3が日は天気がよいと予想されていて、多くの人が参拝されると思いますが、混乱なく迎えられるよう準備を進めたいです」と話していました。
引用元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151231/k10010357551000.html