http://forbesjapan.com/articles/detail/10848
ウーバーなどの配車アプリが既存のタクシー業界を破滅に追い込む――。
以前から懸念されていたシナリオが、ついに現実のものとなった。
昨年12月、サンフランシスコ市で最大のタクシー会社、Yellow Cab社は株主らに宛てた書簡で破産宣告を行った。
このニュースは地元紙のサンフランシスコ・エグザミナーが報道した。
Yellow Cab社は業務を継続しているが、「重大な経済的困難」に直面しており、大規模な組織改編の必要があるという。
同社の苦境の原因は、配車アプリのウーバーやリフトとの競争の激化だという。
根本的な問題として、人々は以前ほどタクシーを利用しなくなった。
ウーバーらが提供するサービスはタクシーよりも安くて便利な場合が多い。
Yellow Cab社長のパメラ・マルティネズは書簡の中にこう記している。
「弊社の顧客数は年間約500万人ですが、以前はもっと多かった。失った顧客をなんとか取り戻したいと奮闘しています」
失っているのは乗客だけではない。
ウーバーやリフトはフレキシブルな勤務体制を武器に、ドライバーたちを既存のタクシー会社から奪っている。
書簡の中でマルティネズはこう続けている。
「誰でもいいからドライバーが欲しいという訳ではありません。Yellow Cabの一員であることを誇りに思うドライバーが欲しいのです。何故なら我々はタクシーで生計を立てるベストな環境を提供していますから」
Yellow Cabのケースは今後世界的に発生するであろう、配車アプリがタクシー会社を駆逐する流れの一端と思える。
タクシー業者らは行政機関に盛んにロビー活動を行ない、彼らのビジネスをウーバーから守ってくれと請願している。
しかし、時価総額600億ドルを誇るスタートアップ企業を打ち負かすことは困難だ。
ウーバーとリフトは昨年12月の単月のみで合計30億ドル以上の資金調達を行った。
そして、その同じ月にYellow Cab は破産宣告を行ったのだ。
今後、配車アプリの隆盛が続けば、他のタクシー会社も同様な困難に直面するだろう。
Yellow Cabの事例はタクシー業界が抱える不安をさらに増大させ、さらに反発が高まることが予想される。
昨年夏にはウーバーに反対するパリのタクシー運転手の抗議行動が暴動騒ぎにまで発展した。
引用元: ・【運送】サンフランシスコ最大のタクシー会社が破産 ウーバーらと競争激化
>>5
タクシー業界が自由参加できる市場になるだけ
既存のタクシー会社がスマホの出現後何が起こるか予想していたら対策できていただろうね
これからスマホを起点に全てのサービス業が変わるというのに
それは新しい産業が生れるチャンスでもある
uber の方がタクシーより圧倒的に安全。
誰が、誰を、どこから、どこまで乗せたかuberは把握してる。
だから、ドライバー、客のどちらでも、悪いことしたら、すぐ捕まる。
支払いはクレカだから、料金トラブルもない。
料金踏み倒しやぼったくりは不可能。
ウーバーって何?
直感では白タクシー版のAirBnB?
何で欧米では国の規制を無視した違法サイトがこんなに成長できんの?