原油が少し値を戻しましたね。一般消費者としては、1バレル=30ドル前後で推移していた方が有り難いのですが、個人投資家などは原油安が株安の流れになっている状況を打開したいという思いもあるでしょう。中東諸国、ロシア、米国などは、産油国としての思惑もあり、今後減産するのか否かの駆け引きも注目すべきですね。専門家もいろいろな見方がありますが、1バレル=30ドル台~40ドル台のレンジで推移するのではないでしょうか。原油価格が下げ過ぎて、エネルギー業界の元気がなくなったり、中東マネーが投資に回らなくなるのも経済にとっては良くないでしょうから。
出典 http://www.sankei.com/economy/news/
11日のニューヨーク原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)4月渡しは前日比0・66ドル高の1バレル=38・50ドルで取引を終えた。一時は39・02ドルまで上昇する場面もあった。いずれも昨年12月上旬以来、約3カ月ぶりの高値水準。国際エネルギー機関(IEA)がこの日の石油月報で、原油価格が底打ちした可能性があると指摘・・・・・(以下省略)