http://www.janica.jp/events/pencil/pencil20151129.html
先日、三菱鉛筆社製の硬筆色鉛筆(赤色を除く)の生産終了のアナウンスがなされました。
この鉛筆は業界内でも愛用者が多いだけでなく、 動画注意事項などで硬筆色鉛筆の使用が規定されている制作現場も多く、
日本の商業アニメーション業界にとって非常に大きな問題と認識しています。
すでに市場では在庫が払底し、新規注文を受付けられない状況が続いております。 このような状況に対応するため、JAniCAでは三菱鉛筆株式会社と協議し、状況の確認等を進めております。 進展がありましたら、随時ご報告させていただきます。
引用元: ・【文具】三菱鉛筆、硬質色鉛筆の生産終了
自動化ってのは量産品を安くするためのシステムであってニッチ需要だと下手したら手作りより高くつくよ
必要数が減って、出荷しても売れ残るから自動化しても採算が合わない。
逆に、その機械の維持管理に金がかかる。
チョーク生産なんか後継者が居なくて売られちゃったしな。
ちょっと前に国産鉛筆からJISマークが消えてたので調べてみたら、もう検査しなくてもいいほど安定してるとか。
これから汎用品では中国産が増えるのかなぁ
100均行けば 今じゃ中韓製の多売品売ってんものなぁ
消費者も多少質が悪くても使い捨て感覚で購入してるし
軸が妙に硬くて削りにくいとか中で芯が折れまくってるとかのハズレがあるよ
コーリンはもう消えたのか
まだ鉛筆でやっていけてるのかな?
パイロットが消せる色鉛筆を出してから、三菱も消せる色鉛筆に力を入れています。
三菱鉛筆 色鉛筆 ユニ アーテレーズカラー 12色セット
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001BMQJK6/
世界に冠たる三菱鉛筆
今の東京三菱銀行の前身である三菱銀行も、元を辿れば
三菱鉛筆資金部が独立・分社してできたもの。
現在の三菱商事も、そもそもの淵源は三菱鉛筆販売部が
販路を世界に拡大するために分社化して設立された。
三菱倉庫は、三菱鉛筆が製品の鉛筆を保管しておくために
建てた一棟の倉庫がルーツとなっている。
三菱重工業も、三菱鉛筆が鉛筆製造の機械をドイツからの
輸入に頼っていたのを自社生産すべきだとなって社内に
設立した三菱鉛筆機械製作所が、他の機械の生産も手がける
ようになり、その後拡大に拡大を重ねて現在のような大企業にまで成長した。
また、日本光学(現ニコン)は三菱鉛筆が鉛筆を切断する際、より高速に
切断できるように非接触で長さを測れる測距儀を製作したのが始まりである。
六角なのが硬い方で、原画で影のラインやハイライトの指定に使ってるんだよな
三菱地所は、三菱鉛筆が将来の事業拡張に備えて確保して
おいた用地を自社で使う予定が変更になったため、ビルを
建設して賃貸に出し利益を上げようと設立した三菱鉛筆不動産部が発展したものだ。
また,三菱鉛筆は、早い段階から社員の福利厚生にも注力
していたが、特に力を入れていたのが社員の家庭を守る
ための生命保険制度で、この三菱鉛筆独特の生命保険制度が
今日の明治生命保険の母体となっていることは周知の事実であろう。
ある年の冬に倉庫が全焼して鉛筆10万本も焼失した。これを契機に損害保険業務子会社をつくり後に東京海上となった
三菱製紙は鉛筆製造時に発生する木屑を有効利用する事業として始まった。
三菱樹脂はシャープペンの芯に混ぜ込む樹脂の研究チームが独立した。
三菱マテリアル(旧三菱金属)はボールペンや消しゴム付き鉛筆に使う金属素材の調達部署であった。
三菱化学は鉛筆装着用消しをゴム開発することからスタートした。
麒麟ビールは鉛筆の芯に使用する黒鉛を製造する際の熱源として
当時使われていた麦わらの麦の有効利用のため創業された。
殆どの利用者は困らんだろうな
芯がポキポキ折れちゃうのがよくある