http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2668610.html
今年も残すところあと4日。
そろそろ年明けの初売りや福袋が気になりますが、今年は福袋商戦に異変が起きています。
実は年内に福袋を売ってしまう動きが加速しているんです。
そのワケは・・・
袋に詰められていく洋服やお菓子。
こちらのデパートでは福袋の詰め合わせ作業が28日からスタートしました。
元旦からおよそ1500種類、15万点の福袋が売り出されます。
店の一押しは紳士用のシャツが10枚、ネクタイやマフラーなど合計20アイテムが入った福袋。
10万円相当の商品ですが、価格はおよそ2万円です。
新年のお得な縁起物として根強い人気のある福袋。この店では今年から、さらに新たな試みを始めました。
「年末に、新しい年を迎えるにあたって、買いそろえる品物、そういったものをまとめたお得なパッケージの福袋」(西武池袋本店 販売促進部 仲野俊平さん)
新たな試みとは、福袋の「年内」販売。年が明けるのを待たずして、福袋を販売してしまうというのです。
最高額の福袋は来年、伊勢志摩サミットが開催されるのを記念して黄金の伊勢エビの置物と 大粒のパールのネックレスの詰め合わせ。値段は2016万1円です。
ほかにも、年末恒例の大掃除に役立つお掃除グッズのセットや、正月に親戚が集まったときに遊ぶためのおもちゃの詰め合わせなど、年末から使える商品を取りそろえたといいます。
福袋の年内販売は他でも・・・ 「年内お渡し可能の福袋です」
このデパートではファー付きのダウンにストールとセーターを組み合わせた婦人服の福袋や、メードインジャパンの包丁やおろしがねなど調理道具の福袋など、およそ200種類を年内から販売しています。
どうして福袋を年内に販売するのでしょうか?
「年明け、お店に来て並んで購入する福袋にもこだわりたいが、インターネットのビジネスがすごく伸びてきている」(東武百貨店 池袋店 小川修平 販売促進担当)
理由はインターネット通販での福袋の販売です。
大手ファッションサイトのZOZOTOWNでは福袋はすでに完売。
家電を扱うヨドバシカメラでも、福袋のネット販売は、すでに終了しています。
並ばなくても買えるのがウリのネット通販。
多くが元日以降に届けられます。
しかし、実際には、消費者は年内に購入することになるため、デパートも負けてはいられないのです。
福袋の前倒し販売は来年もさらに増加しそうです。(28日16:40)
引用元: ・【小売】福袋商戦に異変・・・年内に販売する動きが加速
本来の目的を失って、やりすぎて誰得になっている典型だよな
元々は売れ残り含めて、色々と詰めて福を売り、リピートにつなげていたり、常連への謝恩になっていたけれど、もはや福袋専用の粗悪品を売ってたり、単なるノベルティ処分になっていたりもするし、買う方もそれに気がついて店から離れていく。
だけどどこの店もやめられない。