http://www.sankei.com/economy/news/160104/ecn1601040005-n1.html
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三菱東京UFJ銀行は4日、国内の営業窓口で勤務する行員を対象に制服を約5年ぶりに再導入した。
同行発足10年を迎えるのを機に、行員のプロ意識向上と来店客の安心感を高めるのが狙い。
女性行員の制服は、案内係用が灰色、窓口係用が紺色で、襟元のリボンには、持ち株会社である三菱UFJフィナンシャル・グループの英語の略称である「MUFG」のシンボルマークと文字をアレンジした。
男性用は黒字のジャケットと灰色のパンツでこれまでに比べて軽量で汗を吸いやすい生地を使った。
また、男女ともICタグをつけて所有者が分かるようにした。
計1万6千人が着用する。
窓口用の制服を着用した女性行員(26)は「気持ちが引き締まるし、職場の一体感も出ます」と話した。
同行は平成18年1月の発足時に制服を導入したが、22年12月に個性尊重や経費削減の流れから廃止していた。
荒木三郎専務は「従業員の身だしなみはサービス業の基本。今後は制服を廃止せず、永続的にしたい」と意気込んだ。