http://www.sankeibiz.jp/business/news/160106/bsk1601060735005-n1.htm
【ワシントン=小雲規生】米調査会社オートデータが5日発表した2015年の米新車販売台数は前年比5・7%増の1747万499台で、ITバブル期の00年以来15年ぶりに過去最高を更新した。
スポーツ用多目的車(SUV)など大型車が好調だったためで、原油安による
ガソリン価格の低下や景気回復などが消費者の購買意欲を促した結果となった。
日本勢では高級車ブランド「レクサス」の販売が過去最高を記録したトヨタ自動車が、5・3%増の249万9313台で全体の3位。
ホンダは3・0%増で5位、日産自動車は7・1%増で6位で、ともに販売台数が過去最高を更新した。
全体の首位は米ゼネラル・モーターズ(GM)で、5・0%増の308万2366台だった。
一方、排ガス規制逃れ問題の影響が懸念されている独フォルクスワーゲン(VW)が5日発表した販売台数は、排ガス規制逃れ問題が響いて前年比4・8%減の34万9440台。
3年連続で前年実績を割り込んだ。
昨年12月の販売台数は、前年同月比9・1%減の3万956台で、11月の24・7%減からは改善したものの、米国市場全体の9・0%増と比べて不調さが際立つ結果となっている。
引用元: ・【経済】15年米新車販売が過去最高 レクサスなど日本勢好調、VWは低迷