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いわき市漁協は15日、同市で試験操業検討委員会を開き、本県沖の試験操業で漁獲されたマダラの出荷を自粛していることを報告した。
試験操業を行う上で県漁連が独自に定めている放射性物質の出荷制限基準値(1キロ当たり50ベクレル)を超える82ベクレルが検出されたためで、同漁協、県の担当者が説明した。
県によると、検出されたのは南相馬市小高沖で、福島第1原発から50~60キロの、水深255メートルの海域で採取したマダラ。
水産総合研究センター(横浜市)が水産資源調査のために採取した。
水産庁を通じて県漁連に報告があり、県漁連や県、各漁協が協議し、昨年12月に出荷自粛を決めた。
県はマダラのモニタリング調査を強化し、今月8日までにマダラ40匹を検査。
1匹から1キロ当たり6.9ベクレルが検出され、そのほかは検出限界値未満だった。
27日にいわき市で開く県漁連組合長会議などで、出荷自粛の解除について協議する予定。
引用元: ・【福島】試験操業漁獲のマダラ出荷自粛 独自に定める放射性物質の基準上回り