今や断捨離という言葉は、生活用語として標準化しています。
私も数冊の断捨離本を読み、私なりに実行しています。
既に断捨離を実行している人には分かると思いますが、
断捨離をすると、すっきりした気持ちになります。
気分もよくなります。
ただ、ちょっと気を許すと、また物が増えてきます。
生活する上で物を全く買わないということはできません。
問題は物を捨てないこと、捨てるきっかけを逃していることです。
実は、私は断捨離本を読む以前に、下記の本を読んでいました。
「捨てる!」技術 辰巳渚著(宝島社新書) ※2000年4月発行
そして今、15年ぶりに読み直しました。
時代背景は少し古いかも知れませんが、この本の指摘は、
素直に生活に取り入れられ、本当に役に立つものばかりです。
これで、私の断捨離も改善できました。
2000年当時としては斬新的な内容で、テレビ、新聞、マスコミでも話題になりました。
ちなみに、この本に断捨離という文言はでてきません。
いわゆる断捨離本は、2005年以降に発行されたと思います。
本書の第1章と第2章の目次を記載しますので、是非参考にしてください。
できれば本書を読んでいただきたい。
第1章 これであなたも捨てられる捨てるための考え方10か条
「とりあえずとっておく」は禁物
「仮に」はだめ、「今」決める
「いつか」なんてこない
他人の「とっても便利」は、私の「じゃま」
「聖域」を作らない
持っているモノはどんどん使う
収納法・整理法で解決しようとしない
「これは捨てられるのでは」と考えてみる
「しまった!」を恐れない
完璧を目指さない
第2章 さあ捨てよう!テクニック10か条
見ないで捨てる
その場で捨てる
一定量を超えたら捨てる
一定期間を過ぎたら捨てる
定期的に捨てる
使い切らなくても捨てる
「捨てる基準」を決める
「捨てる場所」をたくさん作る
小さなところから始めてみる
誰が捨てるか、役割分担を決める