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昭和時代とは 昭和46年(1971年)

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opportunitas / Pixabay

昭和46

NHK総合テレビが全番組カラー化を開始しました。それまでのテレビ番組は、白黒放送とカラー放送が混ざっていました。新聞のテレビ番組欄は、カラー放送になっている番組には「カラー」の印がついていました。テレビのない時代から白黒テレビの時代、そしてカラーテレビの時代へ移ってからは、白黒放送とカラー放送が混在した時代、完全カラー放送の時代と変化していきました。カラーテレビを買えば、全てカラーで観られると思っていた人もいましたが、そうではなかったのです。思えば、そのような時代に生きることができ貴重な経験ができたと思います。

昭和の大横綱、第48代横綱・大鵬が引退を表明しました。優勝回数32回は、破られることはないと思っていましたが・・・。

「仮面ライダー」のテレビ放送が開始されたのもこの年のようです。

円が変動相場制になりました。1ドル360円の固定相場から変動相場制への移行です。現在(2015年)は、1ドル120前後ですから、円の価値は3倍になったということです。

阪神の江夏がオールスターゲームで9連続奪三振を達成したのもこの年ですね。その年、江夏は阪神のエースでした。

食品では、カップヌードル(日清食品)が発売されましたが、当時としては驚きの商品でした。しかし、まさか、カップ麺が日本を制し、世界を制する時代が来るとは予測することはできませんでしたね。

また、小枝チョコレート(森永製菓)、リッツ(ヤマザキ・ナビスコ)、キャラメルコーン(東鳩)、明治ブルガリアヨーグルト(明治乳業)なども発売されています。

歌謡曲としては、小柳ルミ子の「わたしの城下町」、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」、五木ひろしの「よこはま・たそがれ」、はしだのりひことクライマックスの「花嫁」、堺正章の「さらば恋人」など、沢山のヒット曲があります。ちなみに、この年のレコード大賞は、「また逢う日まで」です。確か、小柳ルミ子は17歳だったと思います。

邦画では、山田洋二監督、渥美清主演の「男はつらいよ・寅次郎恋歌」が公開され、以降シリーズが続きました。

洋画では、「ある愛の詩」、「小さな恋のメロディ」、「栄光のル・マン」、「アラビアのロレンス」などが公開されています。

主な出来事

出典: http://nendai-ryuukou.com/1970/1971.html

  • NHK総合テレビが全番組カラー化を実施
  • NASDAQによる証券取引はじまる
  • 『仮面ライダー』放映開始
  • 第48代横綱・大鵬が引退表明
  • マクドナルド日本第1号店が銀座にオープン
  • 円変動相場制移行
  • オープン懸賞広告規制施行
  • アポロ14号、月に着陸
  • 群馬テレビ・千葉テレビ開局
  • 沖縄返還協定の調印式挙行
  • 明治公園爆弾事件
  • 阪神の江夏がオールスターゲームで9連続奪三振
  • プリンスホテル設立
  • 東京都八王子市で日本初のノーカーデーを実施

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