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昭和時代とは 昭和49年(1974年)

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opportunitas / Pixabay

昭和49

石油ショックの影響により、戦後初めて日本の経済はマイナス成長となりました。そして、省エネ・節約時代へ変化していくことになります。右肩上がりの経済成長に陰りがでて、新卒の就活も年々厳しくなっていきました。

セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店しました。日本で初めてのコンビニの誕生ですが、日本の環境でどの程度受け入れられるのか全く分からない状況でした。まさかこんなにコンビニが増えるとは誰も予測しなかったでしょう。

この年は、スポーツ系の気になる話題が多かったようです。プロ野球では巨人の長嶋茂雄が現役引退、「巨人軍は永久に不滅です」(長島茂雄引退のあいさつ)は記憶に残っていますね。さらにプロボクシングではガッツ石松が世界チャンピオンに、大相撲では北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱に昇進しました。今、ガッツさんは、ドラマやコマーシャルなどに出演されていますが、当時は現役のボクサーとしてトリッキーなボクシングでファンを楽しませてくれました。

また、佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞、気象庁のアメダスが運用開始、ハローキティ誕生なども話題です。

商品では、電気もちつき機(東芝)や3ドア冷凍冷蔵庫(シャープ)、モンチッチ(セキグチ)などが発売されています。

食品では、カップ焼そばバンバン(エースコック)、セシルチョコ(グリコ)などが発売されています。

歌謡曲では、殿さまキングスの「なみだの操」、小坂明子の「あなた」、中条きよしの「うそ」、渡哲也の「くちなしの花」などがヒットしています。特に「あなた」は、とても新鮮な感じを受けました。「もしも わたしが 家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう」懐かしいですね。

洋画では、「エクソシスト」「パピヨン」「スティング」が公開されていますが、どれも忘れることができない印象的な映画です。そしてブルース・リーの「燃えよドラゴン」「ドラゴン危機一髪」も公開されています。日本でもブルース・リー人気が一機に高まり、カンフー等に興味をもった若者が増えた時期です。残念ながらブルース・リーは、32歳の若さで亡くなりました。もっと沢山の映画を観たかったですね。

主な出来事

出典:http://nendai-ryuukou.com/1970/1974.html

  • 戦後初のマイナス成長
  • 超能力ブーム
  • 長島茂男(巨人)現役引退
  • 東京国立博物館でモナ・リザ展開催
  • ガッツ石松がボクシング世界チャンピオンに
  • セブン-イレブン東京都江東区に第1号店を出店
  • 北の湖が史上最年少(21歳2か月)で第55代横綱昇進
  • 気象庁のアメダスが運用開始
  • ハローキティ誕生
  • 佐藤栄作がノーベル平和賞を受賞
  • エネルギー危機で省エネ・節約時代
  • ベルばらブーム
  • 新宿住友ビル竣工
  • 日本各地で集中豪雨(七夕豪雨)
  • 熊本県の阿蘇山が9年ぶりの噴火

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