アイザック・ニュートン(1642年~1727年)
1665年(23歳の時)、ウールズソープの実家で、リンゴが1つ枝から落ちるのを見て、なぜリンゴがまっすぐ下に落ちるのか不思議に思ったという。たったこれだけのシーンで、リンゴと地球の中心との間で引っ張り合う力が働いていると考えたニュートンは、この現象を「万有引力の法則」として証明した。
物理学者、数学者として、後世に名を残す、五つ星の人物である。
イングランド(イギリス)のウールズソープ生まれ
物理学者、数学者
享年84歳
<プロフィール>
農園を営む同名の父アイザック・ニュートンと母ハナ・アスキューの長男として生まれるが、父親はニュートンが生まれる3カ月前に亡くなった。3歳の時、母親が近隣の牧師バーナバス・スミスと再婚して家を離れたため、祖母に養育される。母親とスミスとの間には3人の子供が生まれる。
13歳になるとグランサム町の中学校へ入学。勉強に励み成績も伸ばした。その頃、母親の再婚相手スミスが亡くなり、3人にの子供をつれてウールズソープに戻る。母親は長男のニュートンに農園を継がそうとしたが、学問の道に進みたいというニュートンの意思を尊重。
18歳の時、ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジへ入学。ここで良き師に巡り会う。アイザック・バロー(数学講座の教授)である。バローは、ニュートンの才能を高く評価した。そのおかげもあって奨学金が支給され、学位が授与される。その後、ニュートンの才能は開花し、1665年(23歳の時)に、万有引力、二項定理を発見。更に微分及び微分積分学へと発展させる。ニュートンの三大業績は、全て25歳頃までになされたと聞かれる。
私生活では、中学校時代に知り合った女性(ストーリー・クラーク)と18歳で婚約し、その後も親密な交際と金銭的援助を続けるが、結婚はせず生涯独身であった。