昭和31年
官公庁の中で一番お世話になっている「気象庁」が発足した年です。自動車損害賠償責任保険の強制加入も実施されました。
昭和30年のところで、電気洗濯機に、洗濯物の水分を絞りだすためのローラーが付いているという話をしましたが、昭和31年には脱水装置付洗濯機が発売されました。電気メーカーの技術者もローラーで絞るのは安易な発想だと思ったのでしょうか。実際、ボタンがついているシャツなどをローラーで絞るときは、ちょっと問題がありました。
また、セイコーの自動巻腕時計が発売されました。画期的な商品です。何しろ当時の腕時計はゼンマイ仕掛けですから、時々ネジまきをしないと時計が止まってしまいます。ところが、この自動巻は、腕時計をつけて手を振って歩いていると自動的にネジまきされる仕組みになっています。ちなみに、電池式の腕時計が発売されるのは、まだまだ先のことです。
テトラパック入り牛乳もこの年に発売されました。懐かしいですね。ご存知でしょうか。立体型三角形とでも言いましょうか。下の写真を見てください。
出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
歌謡曲では、大津美子の「ここに幸あり」、曽根史郎の「若いお巡りさん」、三橋美智也の「リンゴ村から」「哀愁列車」、ラジオ体操の歌などがヒットしたようです。
洋画では、オードリー・ヘプバーン、ヘンリー・フォンダが出演した「戦争と平和」が公開されました。
主な出来事
出典 http://nendai-ryuukou.com/1950/1956.html
- 猪谷千春が銀メダル(冬季五輪で日本初のメダル)
- 日本が国際連合に加盟
- 映画館新築ブーム
- 池袋に西武,東武,三越などデパートラッシュ
- 第1回中山グランプリ(’57 年から有馬記念競走) 開催
- 自動車損害賠償責任保険の強制加入実施
- 気象庁が発足
- 日本の横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市の5市が初の政令指定都市となる
- 日本で出版社では初の週刊誌となる「週刊新潮」が創刊
- 日本で初の人工心肺を用いた開心術成功
- 第1回世界柔道選手権大会が東京の蔵前国技館で開催