昭和51年
モントリオール五輪が開催され、日本体操男子団体が5連勝を達成しました。個人でも、体操、柔道、レスリングなどでメダルを獲得し、合計25個(金9、銀6、銅10)、メダル数で世界5位となっています。
郵便料金が値上げされ、はがき20円、封書50円となりましたが、今(2016年)と比較すると安いですね。
鹿児島で日本初の五つ子の出産があり、大変話題になりました。その後、NHKが継続的に取材するなど、五つ子の成長を見守っていました。今は40歳を過ぎていますね。
アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦が行われました。当時としては非常に珍しい対戦で、プロレスとプロボクシングはどちらが強いのか、興味深くテレビ観戦しましたが、ルール上の制限もあり、期待外れの戦いになってしまいました。
田中角栄元総理が絡んだロッキード事件が起こりました。日本列島改造論などで話題の耐えない総理大臣でしたが、このロッキード事件で田中人気も急降下しました。
できたて弁当「ほっかほっか亭」の1号店オープンしました。今やお弁当販売の小売りは珍しくありませんが、当時としては新しい商売として注目されました。そして、「ほかほか亭?」や「ほっかほか亭?」など類似の店舗もでてきましたね。通常、お弁当といえば個人で作るか、仕出し弁当位でしたが、「ほっかほっか亭」の出現により、日本のお弁当文化、お弁当ビジネスは大きく様変わりするになるわけです。
1等1000万円の年末ジャンボ宝くじが発売され、大変な反響を呼びました。当時としては、宝くじで1000万円もの大金が当たるというのは驚きでしたね。今はどうでしょうか。1等は何と7億円ですね。びっくりぽんですわ。
商品では、ビデオデッキ「ビデオカセッターHR-3300(日本ビクター)」やカラオケ(クラリオン)が発売されています。
食品では、日清焼そばUFO(日清食品)や日清のどん兵衛きつね(日清食品)が発売されています。
歌謡曲では、子門真人の「およげたいやきくん」、ダニエル・ブーンの「ビューティフル・サンデー」、都はるみの「北の宿から」、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」、二葉百合子の「岸壁の母」、中村雅俊の「俺たちの旅」、山口百恵の「横須賀ストーリー」、荒井由実の「あの日に帰りたい」など、懐かしいヒット曲が沢山発売されています。
日本歌謡大賞、日本有線大賞は、「北の宿から」でした。
洋画では、「ジョーズ」、「ミッドウェイ」、「カッコーの巣の上で」、「マイウェイ」などが公開されています。
主な出来事
出典:http://nendai-ryuukou.com/1970/1976.html
- モントリオール五輪開催(体操男子団体が5連勝)
- 郵便料金値上げ、はがき20円・封書50円
- 昭和天皇在位50年式典
- 鹿児島で日本初の五つ子出産
- 学校給食に米飯が導入される
- アントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦
- ロッキード事件
- 台風17号が猛威、長良川決壊
- 大和運輸が「クロネコヤマトの宅急便」を開始
- できたて弁当「ほっかほっか亭」の1号店オープン
- 東急ハンズ設立
- 1等1000万円の年末ジャンボ宝くじ発売